スタッフのつるはです。
2009年2月にスタートした名古屋ライフハック研究会。6月29日に開催した第23回は・・・
「「伝える」ハック」と題して、コミュニケーションの専門家お二人をお招きし、講義、個人ワーク、ペアワーク、ディスカッションと多様なメニューで行い、コミュニケーションについて深める機会になりました。
まず最初に、スタッフでもある加子勝茂氏による「「伝える」を考えるワーク」。
「【伝える側の視点で】うまく伝えるためには」のテーマでブレストをしたり、それをグループでシェアしました。また、2W1H(何を、なぜ、どのように)というフレームワークで伝え方を考え、その中では「どのように」にフォーカスすることが大切だとのことでした。
伝える側が主体性をもって、「どのように」すれば相手に伝わるかを意識することが大切なんですね。そしてまずは、伝える難しさを知ることが、コミュニケーションを改善する第一歩であるように感じました。
続いて、浅田すぐる氏の講義とワーク。
最初に「(わかるではなく)できるかどうかで聞いて欲しい」と言われ、会場内の空気が少し変わった気がしました。勉強会主催者として、心して置くべき一言だと思いました。
「伝える」ための「根っこ」の力とは?
浅田氏は「思考整理力」であると言われました。「思考整理力」は
- 情報を整理する力
- 考えをまとめる力
- 相手が理解できるよう伝える力
で整理でき、下準備にあたる1と2なくして、3はなし。
コミュニケーションをテーマにした本は、ほとんど3だけにフォーカスしていると指摘されたことは、大きく共感できました。
なぜ伝えたいなら1枚なのか?
下準備1,2で「1枚まとめ」にするだけで、伝えるまでもなく伝わる世界があるということを知って欲しいとおっしゃっていました。つまり、伝えたい情報をいかに整理をし、それに基づき、自分の考えを整理する。それを1枚にまとめることで、相手に伝わってしまう。
(俳句調で)「口頭で 5分熱弁 ようわからん」
やってませんか?私はいつもやってる気がします。修業しないと!
どうやってまとめるのか : 16分割メモ
自己紹介を16分割メモでまとめて、実際にペアワークで行いました。これは会に参加できなかった人でも簡単に体験できるのでぜひやってみて欲しいと思いました。
時間を区切って、まず口頭で自己紹介を行ってみます。次に16分割メモを書いてから、そのメモを見せて、指で差しながら自己紹介をします。同じ時間でも、伝える方もすごく伝えやすくなりますし、聞いている方も、どんどん相手の言うことが入ってくる。そんな体験をしました。
16分割メモを書くコツは、考え込まずに、浮かんだ言葉をさらさらと書いていくこと。しかし、なかなか難しいんですよね~。
コツは簡単。
- 「枠を切って」
- 「(伝えたいことを)埋めて」
- 「指を差して話す」
それだけです。明日から実践できますね!
その後、登壇していただいた浅田氏を含む5人の方による、ライトニング・トークス(LT)、すでに名古屋ライフハック研究会の名物になっています。今回もとても楽しく、ためになるものばかり。みなさんありがとうございました。
余談ですが、今回のLTは当会の歴史の中で、「初めて」がありました。
- 史上最年少20歳(大学生)の方がLTをされたこと
- 登壇されたゲスト講師(浅田氏)がLTをされたこと
参加者の方のブログ
- イベント登壇、無事に終えることができました
- 名古屋ライフハック研究会vol.23~その(2)~「紙1枚」の浅田すぐるさんが16分割メモの威力を伝授!
- 名古屋ライフハック研究会vol.23~その(1)~ぐるぐるマインドマップの加子勝茂さんの気づきのセッション!~
- できるビジネスパーソンは、「わかるか?」でなく「〇〇〇か?」を自問する。
- コミュニケーションは「後攻」の方がうまくいく
- 浅田すぐるさん「16分割メモ」
- 名古屋ライフハック研究会に行って来た!
- 名古屋ライフハック研究会Facebookページの記事
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(文責:つるは)
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